陰陽五行説とは?自分の属性の調べ方やラッキーカラーを解説
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四柱推命や風水など多くの占術のベースとなる「陰陽五行説」。
今回は陰陽五行説の考え方や歴史についてわかりやすく解説していきます。
属性の調べ方やラッキーカラーについても紹介しています。
Contents
陰陽五行説とは
陰陽五行説(いんようごぎょうせつ)は、紀元前3000年頃の古代中国の陰陽思想と、五行思想が組み合わさって生まれたものです。
二つの思想は、起源源300年頃の斉の時代の思想家によってまとめられたと言われています。
宇宙の全ては、二つの陰陽と五つの元素(水・金・土・火・木)に分けられるという考え方です。
ちなみに、日本に陰陽五行説が伝わってきたのは、飛鳥時代と言われています。
明治時代に西洋思想が入ってくるまでは、日本でも代表的な考え方として定着していました。
五行説とは
五行説の歴史
五行説は、陰陽説よりも後になって生まれた考え方で、紀元前2000年ごろが発祥と言われています。
陰陽説をさらに5つの要素「五行」に分類し、それぞれはお互いに影響しあっているという考え方です。
自然界に存在するもの、人体、色や季節、政治、生活、すべてを水・金・土・火・木に当てはめて考えられています。
5元素
木
木は、樹木のように上へと伸びていく性質があります。
- ・春
- ・東
- ・青(緑)
- ・肝臓
また、木は陰陽説では、陽に分類されます。
火
火は、炎のような情熱的な性質を表しています。
- ・夏
- ・南
- ・赤(紅)
- ・心臓
陰陽説では、木と同様に陽に分類されます。
土
土は、大地のように万物の母としての性質を持っています。
- ・土用
- ・中央
- ・黄色
- ・胃
季節は、春夏秋冬の土用です。
陰陽説では、陰に分類されます。
金
金は、金属のように冷たく固い性質を持っています。
- ・秋
- ・西
- ・白
- ・肺
陰陽説では陰に分類されます。
水
水は、生命の源であり、冷たく循環する性質を持っています。
- ・北
- ・冬
- ・黒
- ・腎臓
陰陽説では、陰に分類されます。
元素の相互関係
それぞれの元素は、お互いに影響しあっています。
「相生」「相剋」「比和」「相乗」「相侮」という関係性で成り立っています。
相生(そうじょう)
相生とは、隣り合った元素の関係をいいます。
五行は図のように木→火→土→金→水→木という順番で一周する形になっています。
- ・「木」は燃えて「火」を生む
- ・「火」は燃えて「土」になる
- ・「土」からは「金」属が生まれる
- ・「金」属は溶けると「水」になる
- ・「水」を吸って「木」が生まれる
隣り合うものを強め一周すると、最終的には同じ強さだということがわかります。
そうしてバランスを保っているのです。
ちなみに「相性が良い」という言葉は、この「相生」からきているそうです。
相剋(そうこく)
相剋は、向かい合った元素との関係を指しています。
- ・「木」は根を張って「土」から養分を吸い取る
- ・「火」は「金」属を溶かす
- ・「土」は「水」を濁らせる
- ・「金」属は「木」を切り倒す
- ・「水」は「火」を消す
向かい合う関係はそれぞれ相手の力を抑制し、バランスを保っているのです。
比和(ひわ)
比和は、水と水、火と火といったように同じ属性同士の関係を指します。
同じもの同士は、相乗効果で良い方向へ向かうと言われています。
しかし、悪い方向へ行けば、ますます悪くなってしまうというデメリットもあります。
相乗(そうじょう)
相乗は、相剋の抑制が強くなりすぎることを指します。
- ・「木」が強すぎて「土」が痩せる
- ・「火」が強すぎて「金」を完全に溶かしてしまう
- ・「土」が強すぎて「水」を吸い取ってしまう
- ・「金」が強すぎて「木」を完全に伐採する
- ・「水」が強すぎて「火」を完全に消してしまう
また、属性が弱いため、相剋がさらに強まってしまうというパターンもあります。
強すぎても弱すぎてもバランスを崩してしまうのです。
相侮(そうぶ)
相侮とは、相剋関係に逆方向の抑制が起きることです。
逆に抑制されて侮られるという意味です。
- ・「木」が弱いと「土」を抑制できない
- ・「火」が弱いと「金」を抑制できない
- ・「土」が弱いと「水」を抑制できない
- ・「金」が弱いと「木」を抑制できない
- ・「水」が弱いと「火」を抑制できない
どちらかが弱すぎたり強すぎたりすると、相剋関係が逆に働いてしまい、バランスが崩れてしまいます。
陰陽説とは
陰陽説の歴史
陰陽説は、五行説よりもはるか昔からある考え方で、宇宙のすべてを「陰」と「陽」二つに分類するものです。
古代中国の神話に出てくる伝説城の皇帝「伏犠(ふっき)」がはじめに説いたとも言われていますが、さらにもっと昔からあったとも言われています。
陰陽説といえば、陰陽太極図が有名ですね。
誰でも一度は目にしたことがあるのではないでしょうか?
陰と陽は、元々二つの対となる物事を表しているとされています。
例えば、男性と女性、太陽と月、奇数と偶数など、それらはすべて陰と陽に別れており、どちらかが存在しなければ、もう一方も存在することはないと考えられています。
代表的な陰陽区分
代表的な引用区分を紹介します。
陰 | 陽 |
---|---|
月 | 太陽 |
偶数 | 奇数 |
裏 | 表 |
女性 | 男性 |
植物 | 動物 |
水 | 火 |
夜 | 昼 |
暗さ | 明るさ |
これはどちらが正しいとか、どちらが優れているという分類ではありません。
どちらかが欠けてしまったら、もう片方は存在できなくなる、対の存在なのです。
陰陽の代表的な関係
陰陽の代表的な考え方には、対立・互根・消長・転化の4つの種類があります。
対立
自然界に存在するものは、すべて対立する2つの面が存在していると言われています。
例えば、上と下、昼と夜といったように、陰と陽に分けることができます。
しかし、陰と陽は常に割合を変えながら変化するものなので、昼は陽で、夜は陰ですが、真夜中から世が明けるまでは「陰の中の陽」と表したりします。
互根
互根(ごこん)は、それぞれ別々に存在することができないことを表しています。
陰陽はお互いに依存しあっている関係なので、どちらか一方だけで存在することはできません。
「陰」がなければ「陽」は存在できませんし、「陽」がなければ「陰」は存在することができないのです。
そのため、それぞれ別に存在することはできないのです。
消長
消長(しょうちょう)は、陰陽どちらかが盛んになると、一方は衰えるといった関係を繰り返していることです。
陰陽は常に動き続け、変化し続けているのです。
例えばわかりやすく天気で考えてみると、陰の冬から、陽の夏に変化していくことで、夏が盛んになればなるほど冬は衰えていきますよね。
ちなみに春と秋は陰陽が安定しているので、病気になりにくいと考えられています。
転化
陰陽の量の変化を表す消長に対して、質の変化を表すのが転化(てんか)です。
「陰」から「陽」に、「陽」から「陰」に転化することがあるのです。
例えば個体(陰)から液体(陽)に変化する時に、陰陽が転化することもあるのです。
陰陽五行属性の調べ方とラッキーカラー
陰陽五行属性
陰陽五行の属性は、全部で10個に分類されます。
五行説の5つの属性をさらに、陰陽説の2つの属性と組み合わせたものになります。
- 木の(+)(-)
- 火の(+)(-)
- 土の(+)(-)
- 金の(+)(-)
- 水の(+)(-)
調べ方を解説します。
属性の調べ方
- 1.自分の生まれた年と月が交わる数字を調べる
- 2.その数字に生まれた日を足す
- 3.数字の一桁が属性
1|木の(+)
下一桁の数字が1の人は、木(+)の属性になります。
大地にしっかり根を張っている樹木のように、まっすぐで真面目な性格です。
明るく活発で、姉御肌なところがあります。
自分の意見をはっきり持っている人なので、頑固な一面も持っています。
ラッキーカラーは、青・緑です。
2|木の(-)
下一桁の数字が2の人は、木(-)の属性です。
木(-)の属性は、温和で柔らかいイメージ。
人当たりがよく、第一印象が良いタイプですが、少し引っ込み思案なところがあります。
自分に自信が持てないので、心配性で消極的になりがちです。
ラッキーカラーは水色・黄緑です。
3|火の(+)
下一桁の数字が3の人は、火の(+)の属性を持っています。
太陽のように周囲を明るくさせるサービス精神旺盛な人です。
集団の中心的な存在になることが多いでしょう。
おおらかで細かいことが苦手なので、大雑把に思われてしまうこともあります。
ラッキーカラーは赤です。
4|火の(-)
下一桁の数字が4の人は、火の(-)の属性を持っています。
華やかなオーラとクールな面を持つ、異性からモテるタイプの人です。
気分屋なところがありますが、一度やると決めたことに対しての集中力は周囲も驚くほどです。
ストレスに弱く、情緒不安定になることもあるので、注意しましょう。
ラッキーカラーはピンク・オレンジです。
5|土の(+)
下一桁の数字が5の人は、土(+)の属性を持っています。
情に厚く、面倒見が良い性格で、自然と周りに人が集まってくる山のような人です。
集団の中ではリーダー的なポジションに立つことが多く、人をまとめるのが得意です。
ラッキーカラーは黄色・茶色・ゴールドです。
6|土の(-)
下一桁の数字が6の人は、土(-)の属性を持っています。
土(-)の属性を持つ人は、粘り強く、堅実な性格で、コツコツと努力することができる性格です。
人間関係を円滑に進めることができ、人脈を作るのも得意です。
物腰柔らかな印象ですが、内面では頑固で情熱的な人が多いです。
ラッキーカラーはイエロー・ベージュです。
7|金の(+)
下一桁の数字が7の人は、金(+)の属性を持っています。
頭脳明晰で、高い能力を持っているので、仕事ができる人が多いです。
しかし、少し飽きっぽいところがあり、コミュニケーションが苦手なので、気分屋と思われてしまうことも。
考えるよりも先に行動する、フットワークの軽さも持ち合わせています。
ラッキーカラーは、白・シルバーです。
8|金の(-)
下一桁の数字が8の人は、金(-)の属性を持っています。
感受性が強く、一つのことに特出した才能を持つ天才型です。
プライドが高く向上心もありますが、その分失敗した時には引きずりやすい傾向にあります。
また、金(-)の属性を持つ人は派手好きで、浪費家タイプでもあります。
ラッキーカラーは薄めのグレーです。
9|水の(+)
下一桁の数字が9の人は、水(+)の属性を持っています。
全てを包み込む大河のように、寛大な心と包容力を持つ属性です。
柔軟性があり、コミュニケーション能力も高いので、人に合わせるのも得意です。
ラッキーカラーは黒です。
0|水の(-)
下一桁の数字が0の人は、水(-)の属性を持っています。
母性本能が強く、誰に対しても慈愛に満ちた性質を持っています。
消極的で引っ込み思案なところがあり、どちらかというと一人で考えたり過ごすのが好きなタイプです。
ラッキーカラーは濃いめのグレーです。