姓名判断は当たる？画数の見方や悪い結果が出た時の対処法

しかし、「なんで画数だけでわかるの？」「本当に当たるの？」という疑問を持っている人も多いはず。
今回は、姓名判断について、その歴史やか画数の見方について解説します。
もしも悪い結果が出た時の対処法なども紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

姓名判断とは

姓名判断の歴史

姓名判断の起源は、古代中国時代の「相字」という方法にあると言われています。
相字は、陰陽五行や易学をもとに、文字を分解して書き、人々の吉凶を占う方法です。
日本には平安時代に伝わってきたのが最初で、国民全員が苗字を持つことを定めた明治時代から、「姓名学」として研究されるようになりました。

姓名判断でわかること

姓名判断ではさまざまなことがわかります。

• ・恋愛運・仕事運・金運などの運勢
• ・相手との相性
• ・自分の性格や才能
• ・結婚の相性
• ・運命のサイクル
• ・赤ちゃんの良い名前

名前の画数だけで恋愛運や仕事運など自分の運勢を占うことができ、また傾向や対策を立てることができますよ。
気になる相手との相性も占うことができます。

姓名判断の流派

その中でも基本となる流派は以下の2つです。

• ・熊崎式姓名学
• ・桑野式姓名判断

熊崎式姓名学

熊崎式姓名学は、昭和初期に熊崎健翁によって考案された姓名判断の流派です。
基本的な姓名判断の手法を確立した、姓名判断の始祖ともいわれていますよ。
易学の理論をもとに、名前の画数やバランスによって判断する手法です。

桑野式姓名判断

桑野式姓名判断は、昭和42年に新しい姓名判断として考案された手法です。
基本の五格に加えて、四運(社会運・家庭運・内運・内運)に分解して占うものになります。

姓名判断の見方

五格とは、名前を構成する文字の画数から計算される天格・人格・地格・外格・総格の5つを指します。

五格とは

天格

天格は、苗字の画数を合計した数字です。
先祖より受け継がれた苗字なので、これだけで吉凶を判断することはできません。
しかし、他の格に影響を及ぼすことはあります。
仕事運などを見る時に使う格です。

人格

人格は、姓の下の字と、名前の上の字の画数を足したものです。
その人の主運を表すのが人格で、35歳から人生の中盤における運命を鑑定することができます。
仕事運・財運・結婚運・家庭運などを見る時に使います。
ここに0や9などの凶数があると凶運となることがあります。

地格

育ってきた環境や性格などの基本的な運勢を表しています。
親から独立するまでの35歳くらいまでの青年期の運命や適職・恋愛傾向を占うことができますよ。
また、本人の体質や才能なども表しています。
この格が良い数字だと、若い頃は良い運勢に恵まれると言われています。

外格

外格は、総格の画数から人格の画数を引いた数字です。
社会運・仕事運、社会におけるコミュニケーション能力や周りからの評価を知ることができます。
外格に良い数字があれば、社会運が高く、人間関係を円滑に進めることができます。
逆に凶数の場合には、コミュニケーションが苦手で、環境に適合しづらいことがあります。

総格

総格は、姓名すべての画数を足した数字になります。
総格は最も大事な格であり、その人の人生全体の運気に影響を与えます。
中年以降の運勢を表し、晩年になるほど強く影響してくると言われています。

陰陽配列

陰陽配列とは、「奇数＝陽」「偶数＝陰」の配列によって吉凶を占うことです。
画数が陰陽どちらにも傾かず、バランスが取れている配列である方が運気が良いとされています。
画数の良いとされる名前であっても、この陰陽のバランスが取れていないと運気が弱まってしまうのです。

人格数で性格がわかる

主運と呼ばれる「人格数」は、五格の中でも特に重要とされています。
人格は、姓の下の文字と、名の上の文字を足した数になります。
山田太郎さんという名前の人であれば、「田」の5画数と「太」の4画数で、9となります。

人格の大吉数

• ・11画
• ・15画
• ・21画
• ・24画

これらの画数の人は、生まれ持った能力や才能に恵まれていると言われています。
ただし、これはあくまでも持って生まれた性質の問題で、自分に合った仕事や場面を選ばなければ、その才能も埋もれてしまうこともあります。

人格11画の特徴

人格が11画の人は、明るく朗らかな性格の持ち主です。
周りの人からの信頼も厚く、みんなから好かれるカリスマ性を持っています。
指導力もあるリーダータイプです。

人格15画の特徴

人格が15画の人は、どちらかというと控えめですが、思いやりのある性格です。
人柄の良さと優しい性格から、人から嫌われるということはあまりありません。
人や物事の本質を見抜く鋭さも持ち合わせているので、思ったことをズバッと口にすることもあります。

人格21画の特徴

人格が21画の人は、周囲への影響力を持つカリスマタイプです。
一度決めたことは最後までやり抜く粘り強さと、天性の才能で成功を収めるでしょう。
ただ、プライドが高く、口調が激しい傾向にもあるようです。

人格24画の特徴

人格が24画の人は、芸術的センスや運動能力にとても優れています。
また、思いやりに溢れ、人の相談に乗ったり誰かをサポートをするのが得意です。
穏やかで協調性のある性格ですが、落ち込みやすいという特徴もあります。

人格の大凶数

• 4画
• 19画
• 28画
• 34画

これらの画数を人格に持つと生まれながらに非常に運勢が悪いと言われています。
子供の名付けの際には十分注意しましょう。

人格4画の特徴

人格が4画の持ち主は、家族の縁が薄く、報われないことが多い凶数です。
頼まれると断れない性格で、誰に対しても献身的に行動することができます。
しかし、うまくいかずに、不満が溜まりやすい傾向にあります。

人格19画の特徴

人格19画の人は、神経質で偏屈な性格の持ち主です。
金運・家族運が薄い大凶数。
健康運も良くないので、病気にもかかりやすいです。
直感が鋭く、才能には恵まれているものの、なかなか物事がうまく進んでいかない運勢です。

人格28画の特徴

人格が28画の人は、独創性があり、ロマンチスト。
しかし、金運・家族運が非常に悪く、精神的な苦労の多い大凶数になります。
気が変わりやすく、一つのことを継続できないという特徴があり、失敗を繰り返す傾向にあります。

人格34画の特徴

人格34画は、自我が強すぎて周囲との対立が絶えない大凶数です。
頭の回転が早く、収納明晰ですが、損得勘定のみでで動いてしまうので人の信頼をなかなか得られないでしょう。

姓名判断で悪い結果が出た時の対処法

両親が一番最初にくれるプレゼントが「名前」です。
そして、生まれてずっと一緒にいるものでもあります。
簡単には手放すことはできませんよね。
ここでは、姓名判断で悪い結果が出た時の対処法を紹介します。

名前だけで人生が決まるわけではない

姓名判断だけで人生が決まるわけではありません！
有名人や成功している人でも画数が悪い人は大勢います。
むしろ、完璧な画数の名前を持っている人の方が少ないと言えますよ。
姓名判断はあくまでも人生の道標のようなものです。
生まれ持った運勢は人ぞれぞれあると思いますが、未来は自分の行動や努力でいかようにも変えることができるのです。
名前のせいで不幸だと決め付けず、前向きに行動していくようにしてみてはいかがでしょうか？

通称名・ビジネスネームを作る

仕事で出世したい！成功したい！というのであれば、仕事上だけで使うビジネスネームを作るのも良いと思います。
公的な場では使用はできませんが、名前の読み方は同じで、漢字だけ変える通称名を使うのも良いですよ。
その場合は、姓名判断のプロに名付けをお願いするのがおすすめです。
名前の持つ力で開運へと向かうことができるでしょう。
最近であれば、SNSの名前やYoutubeのチャンネル名なども姓名判断で占ってもらってつける人が多いそうです。

他の占いも参考にする

四柱推命や西洋占星術などの命術では、自分の運勢や今後起こりうることなどを細かくみてくれます。
複数の占術で多角的にみてもらうことで、より精密な鑑定結果を得ることができますよ。

改名は最後の手段

最後の手段として、戸籍から名前を変更することもできます。
ただし、姓名判断で画数が悪かったという理由だけでは改名が認められないので注意しましょう。
先ほど説明した「通称名」を5、6年使い続けて、周りからもそう認知されている場合は、改名が認められるようです。
通称名は、LINEやTwitterなどのSNSで使っていても大丈夫です。

まとめ

いかがでしたか？今回は、誰もが一度は調べたことのある姓名判断について解説しました。
姓名判断では、その人の総合的な運勢や性格を知ることができます。
赤ちゃんの名付けなどでは、画数の良い名前を調べてあげたり、プロの鑑定士に名付けをお願いするのが良いでしょう。