大明日は縁起が良い日？やってはいけないことはある？意味や特徴を解説！

今回は、縁起の良い日として知られる「大明日」について、意味や特徴、おすすめの行事・やってはいけないことについて解説します。
結婚式や引っ越しなど、大きなイベントの日取りを決める時の参考にしてみてくださいね。

大明日とは？

してはいけないことがない吉日

吉日と言っても、葬儀をしてはいけない日や、退職などの終わる行動をしてはいけない日もありますが、大明日だけは何をしても良い日になります。
大明日は、太陽の光が全てを照らし出す日という意味で、全ての人が太陽の恩恵を受けることができるとされています。
太陽が明るく照らしてくれるおかげで、全てを見通すことができる日でもあります。
結婚式や引っ越し、開業など新しいスタートを切るタイミングにぴったりの吉日となります。

大明日の由来

大明日は、暦注の一つであり、中国で生まれた陰陽五行説と十千十二支を由来としています。
暦注はカレンダーに書かれている大安や仏滅などの六曜が書かれている暦注上段、節分や立春などの季節ごとの行事の書かれた中段、その日の吉凶や運勢が書かれている下段に分かれています。
大明日はこの暦注下段に書かれている選日になります。

「七箇の善日」の一つ

暦注下段の中の吉日のことを「七箇の善日」と呼びます。

・天赦日
・母倉日
・鬼宿日
・月徳日
・天恩日
・神吉日
・大明日

大明日はこの七箇の善日の一つであり、全てのことに対して大吉とされる吉日になります。
年に5、6日しかない天赦日と比べて、大明日は月に15日程度ある吉日なので、利用しやすいというメリットがありますよ。

凶日と重なった時の考え方

吉日と凶日が重なった場合には、二つの考え方があります。
一つは、どちらかの力が勝つ。
もう一つは、プラスマイナスゼロになる、です。
どの凶日にしても、大明日が勝つという説と、凶日が勝つという説があり、どちらとも言えません。

中でも、何事も成就しないと言われる不成就日や、全ての吉日を帳消しにする大凶日の受死日などが重なっている場合には避けた方が無難と言えます。
大明日は、月に15日程度あるので、凶日と重ならない日を選んだ方が良いでしょう。

2024大明日カレンダー

大明日一覧表

おすすめの大明日

5月15日

お祝い事に向く大明日・天恩日・大安が重なっており、さらに家族にまつわることにツキがある母倉日も重なっているので、結婚式や入籍にぴったりの日になります。
また、一粒万倍日もかなさっているので、幸せな夫婦の新しいスタートに最適です。
この日は何事もスムーズにいく日なので、引っ越しや納車、宝くじの購入、財布の新調などにも向いているでしょう。
ただ、天恩日はお葬式はNGなので注意してください。

7月17日

7月17日(水)は、5月15日同様に、大明日に一粒万倍日、母倉日、天恩日、大安が重なっています。
大明日・天恩日・大安が重なっており、何事もうまくいく日になるので、結婚式や引っ越し、開業など、大きなイベントをこの日にセッティングするのがおすすめ。
家族のことに関して運気がある母倉日が重なっているので、結婚式や入籍はもちろん、結納や両家での食事会なども良いでしょう。
また、一粒万倍日の日に行ったことは、何倍もの成果を伴うことから、開店や開業、貯金を始める、宝くじの購入など、新しいことにチャレンジするのにも良い日になります。

11月2日

11月2日(土)は、大明日に一粒万倍日、母倉日、大安が重なる日で、縁起が良いです。
一粒万倍日が重なっているので、結婚式や入籍はもちろん、宝くじの購入や財布の新調などにも向いている日になります。
また、家族にまつわることに運のある母倉日で、3連休の初日になるので家族で旅行に行ったり、食事に行ったりするだけでもツキがありますよ。
大明日と大安が重なっているので、一日中運気が良く、何をするにも問題のない日になります。

大明日にやると良いこと

結婚式・入籍

大明日は、結婚式や入籍などの慶事に最適な吉日です。
全ての人が太陽の恩恵を受けることができる日なので、新しい夫婦の門出に相応しいでしょう。
また、大明日には、太陽が先を照らしてくれることから、先の未来を見渡せる日という意味もあります。
入籍や結婚式を行えば、未来まで明るく照らしてくれる最上の日となるでしょう。
もちろん、結納や引き出物を贈る日としても良い日取りになります。
さらに、家族にまつわることにツキがある母倉日が重なっていると、さらにパワーが増すのでおすすめです。

開業・開店

太陽の恵みを受けることができ、何事もスムーズに進む日なので、新しいスタートにぴったりの日になります。
また、太陽の光で、先まで見通すことができることから、新しい事業を行うのに縁起を担ぐことができますよ。
特に、開業の場合は、成果が万倍になって帰ってくるとされる一粒万倍日や、天が全てを赦す日である天赦日などの吉日と重なっていると、さらに良いでしょう。
大明日は月に15回程度あるので、調節しやすい吉日になります。

建築・リフォーム

建築やリフォームなどのスタート日としても大明日はおすすめです。
大明日は全てのことがスムーズに進む日であり、先を見通すこともできる日になるので、マイホームの建築やリフォームなどを始めるのに適しています。
建物を建てるには、事故や怪我のリスクがつきものなので、縁起を担いで吉日を選んでスタートさせることが多いです。
大明日は何をしても問題のない日なので、安心して物事をスタートすることができますよ。

引っ越し

引っ越しは大きなものを移動させたり、長距離の移動を伴うため、トラブルなどを避けるために縁起を担ぐ人が多いイベントの一つです。
大明日は、太陽の恩恵を受けることのできる日で、尚且つ先まで明確に見渡すことができる日です。
そのため、安心して移動ができる日とされており、引っ越しに最適な日であると言えます。
また、同じく移動する旅行なども大明日にぴったりです。
ただし、旅行の場合は、出発する日が大明日でも、帰宅する日が凶日にならないように注意しましょう。

宝くじの購入

宝くじの購入に関しても大明日は良いでしょう。
大明日は何をしても問題のない日なので、宝くじの購入や財布の新調など金運に関わることにも向いています。
さらに、一粒万倍日や大安、天赦日、寅の日などの吉日が重なる日がおすすめです。

大明日にやってはいけないことはない

万事において吉とされる日なので、何事にも安心して取り組むことができるでしょう。
この日に何かを行うと、全てがスムーズに進むと言われています。
もちろん、犯罪や浮気など、人を傷つけたり、騙したりするような、社会通念上良くないことはNGですよ。
せっかくの吉日の運気が逃げていってしまいます。
できるだけ、ポジティブな気持ちで行動するようにしましょう。

まとめ

いかがでしたか？大明日について意味や由来、おすすめの行事などを紹介しました。
大明日は、万事大吉の日で、お祝い事全般と相性が良い日です。
月に15日間程度あるので、日程を調整しやすい吉日でもあります。
太陽の恩恵を受けることができるラッキーデーになるので、新しいことをスタートさせたり、チャレンジするのに最適な日ですよ。
ぜひ参考にしてみてくださいね。